ソシャゲってあなたにとってどう見える。
私には株式会社のように見える。
プレイヤーとして不平不満を安易に言うことが憚られるから。
自分で購入したゲームの感想は好き勝手言えた。
なぜなら、それはもう"自分の物"だった。
ソシャゲはそのシステム上、ソフトとして個人が購入することは出来ない。
課金することは出来る。
そして、ほとんどの課金はガチャにつぎ込むためにある。
ガチャへの課金は、ちょうど株を買うような、投資に似た雰囲気。
運営はガチャ限定装備という株式を発行し続けてその存在を大きくすることが出来る。
プレイヤーは課金することで、強い装備を得る権利を有し、また否応なしに発言力が高まる。
ゲーム購入者の感想 と ゲーム課金者の発言
一見混同して受け取りそうだが、こう比べてみると別物だと気付く。
また、趣味嗜好には人それぞれの楽しみ方がある。
ゲームの場合、
- 一方的に作り与えられた玩具として楽しむ。
- みんなで作り上げる遊び場として楽しむ。
当初の株式会社案から近所の公園レベルにスケールダウンしてしまった。
・買ってもらった最新のオモチャで人気者になるか
・投資して手に入れたガチャ限装備で人気者になるか
似たようなものだと一括りにするのも乱暴だけど、
そもそもの話、人気者になるのが目的ではない。
どうしてこんな話をしているのか。私は次の2つが知りたかった。
- いわゆるソシャゲにおいて「純粋にゲームを楽しむ」方法
- そして、純粋に遊んでいても出てくるであろう「感想」を口にしにくい理由
簡単な答えだけど、
- ソシャゲは永久的にプレイヤーの所有物になりえない
- そのソーシャルなネットワークにより、作っている人が今も常に隣にいる状態である